イヤー一度はあきらめかけたライコネンの総合王者。 右京さんが、「漫画のような」と表現していましたが、まさにその通り! ほんとにこんな結果になるなんて期待はしていましたが、未だに嘘のようです。
ブラジルGPの最終リザルトはライコネン1位、アロンソ3位、ハミルトン7位。
これによる年間ポイントはライコネン110p、アロンソ109p、ハミルトン109p。
なんと3人が1ポイント差!その差を制したのがライコネン!
今日のレースは本当に興奮させられた。
スタートでのマッサのハミルトンのブロックと、それでもライコネンを前に行かせないマッサの母国GPの意地。
マッサのブロックでライコネンに前に出られ焦ったハミルトンをインからさしたアロンソ。
さらに焦ったハミルトンをコース外に放り出したアロンソの冷静さ。
そしてハミルトンに訪れたギアボックスのトラブル。
これで、レースはライコネン対アロンソに
と、思われたが1回目のピットストップでもマッサがライコネンに譲らない。
最後のチャンスとなる2回目のピットストップ前、マッサピットイン後のライコネンの鬼のような走り。
コンマ数秒の差の中、冷静にライコネンを送り出した、フェラーリのクルー。
そしてあの出口で、ライコネンが前に出た瞬間。
そして、歓喜のライコネンのフィニッシュ!
もう、書き出せないくらいの興奮した記憶が思い出されます。
これまで不運が重なってきた「アイスマン」ことライコネン。優勝しても派手な喜びはなかったですが、今日の彼は心の底から笑っている笑顔に見えました。
レース終了後ウィリアムズとザウバーに燃料違反の疑いによる失格の噂なんてのも出てましたが、どうやらマクラーレンが騒いでいますが、こちらも失格はない模様。ライコネンの王者確定です!
本当におめでとう。そして来年のチャンピオンとしての走りも期待しています!